第5課 気持ちとことば
AからといってB ( とは限(かぎ)らない / というわけではない )
<練習>
1. 次の文を「AからといってB」の文に書きかえなさい。
①休みだから勉強しません。
→ 休みだからといって勉強しないわけではない。
②毎日料理するから、料理が上手です。
→ 毎日料理するからといって、料理が上手なわけではない。
③高いレストランだからおいしいです。
→ 高いレストランだからといって、おいしいとは限らない。
④日本人だから敬語が使えます。
→ 日本人だからといって敬語が使えるわけではない。
⑤新しいコンピューターだから便利です。
→ 新しいコンピューターだからといって便利とは限らない。
2. 次の文で正しいものに〇、まちがっているものに×を書きなさい。
①( × ) 辞書に書いてあるからといって、まちがっているわけではない。
②( ○ ) 時間があるからといって、勉強するとは限らない。
③( × ) 授業が休みだからといって、学校に行くわけではない。
④( ○ ) 悩みがあるからといって、すぐ人に相談するわけではない。
⑤( × ) 料理がきらいだからといって、いつもレストランで食べないわけではない。
あくまでもA
<練習> 次の中で、「あくまでも」の使い方が正しいものに○、おかしいものに×をしなさい。
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( ○ ) 私は漢字の使用にはあくまでも反対だ。
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( × ) あくまでも漢字は便利だが、不便なときもある。
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( ○ ) たとえ両親に反対されても、私はあくまでも進学するつもりだ。
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( × ) これはあくまでも私の問題だ。私一人で決めることはできない。
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( ○ ) あくまでも行くと言うなら、一人で行きなさい。
もしAたらB
<練習>
1. ( )のなかのことばの形を変えて、「もしAたらB」の文を作りなさい。
①もし私が ( あなた → あなただった ) ら、もっといっしょうけんめい勉強しますよ。
②もし ( アメリカに留学する → 留学した ) ら、4年間国に帰れなかっただろう。
③もしアパートがもっと ( 広い → 広かった ) ら、友達といっしょに住めたのに。
④もしあの人がもっと ( 親切な → 親切だった ) ら、私を助けてくれたでしょう。
⑤もし ( 学生じゃない → 学生じゃなかった )ら、夏休みがないだろうと思う。
2. ( )のなかから正しいものを選びなさい。
①もしお金がなかったら、こんなにたくさん買い物できなかっただろう。
→ この人はお金を ( 持っていた・持っていなかった・わからない )
→ たくさん買い物を ( した・しなかった・わからない )
②もし友達がいなかったら、今ごろは一人でさびしかっただろう。
→ この人は友達が ( いる・いない・わからない )
→ 今 ( 一人でさびしい・さびしくない・さびしいかどうかわからない )
③もし日本語が話せたら、日本の会社に就職したのに。
→ この人は日本語が ( 話せる・話せない・わからない )
→ 日本の会社に ( 就職した・就職しなかった・わからない )
④もしお忙しかったら、また来ます。
→ 相手の人は ( 忙しい・忙しくない・わからない )
→ また来る人は( 話し手・相手 )
Aなり
<練習> ( )の中に入る表現を下の から選びなさい。一つのことばは一度しか使えません。
①このアパートは ( 古い ) なりにいいところもある。
②トムさんは ( 彼 ) なりに考えて、漢字を勉強しています。
③( 私 ) なりにがんばってみましたが、これ以上できません。
④あの家族は ( 貧しい ) なりに工夫して楽しく生活している。
⑤簡単な仕事だが、 ( それ ) なりの収入になる。
AつまりB
<練習> 最も適当な表現を選びなさい。
①日本語には同音異義語、 ( つまり・または・しかし ) 音が同じで意味が違うことばが多い。
②母国と異なる環境の中で働くためには、 ( つまり・まず・そのため ) 相手の感じ方や行動を理解しようとする気持ちが必要である。 ( つまり・その結果・次に ) 必要なのは、自分と異なるものを理解しようという努力することだ。 ( つまり・そして・最後に ) 異文化に適応すること、それが大切なのである。
5課
気持ちとことば(文法)
読みのねらい:身近な事例を用いた意見文を読み取る。文化的背景の違いに注意して、筆者の考えを読みとる。
[本文を聞いてみよう]
1.謙譲語の例として、どんなことばが紹介されていますか。
愚妻、粗品、小社
2.筆者は、過剰な謙譲語についてどう考えていますか。
自分の気持ちを伝えることばになっていないこともあり、いいとは思っていない。
1課
5課
気持ちとことば(読解)
[読む前に]
1.敬語にはどんな種類がありますか。
→尊敬語、謙譲語を中心に初級の復習をする。
2.自分が結婚していると仮定して、家族を他の人に紹介するとき、どのような日本語を使いますか。
下の家系図を例にして言ってみましょう。
夫、妻、父、母、義父、義母、息子、娘、など。
→本文に出てくる「愚妻」などの言葉は、学生からは挙がってこないと思われるが、ここで取り上げる必要はない。
3.日本人の友だちにお土産を渡すとき、何と言って渡しますか。例えば、夏休みに国に帰り、国からのお土産を日本人の友だち
に渡す時のことを考えてください。
→学生から「つまらないものですが・・・」という言い方が出てくるかもしれない。
学生たちの答えから話をふくらませていくようにする。
本文を読み、次の①~④が本文の内容と同じときは○、異なるときには×を書きなさい。
①(○)愚妻とは、自分の妻を人に紹介するときに使われることばである。
②(×)人に物を渡すとき、筆者はたいてい「つまらないものですが・・・」という言い方を使っている。
③(×)筆者は、謙譲語をなるべく多く使って話したほうが、相手に自分の気持ちを伝えやすいと思っている。
④(×)筆者は、敬語はいつも使うべきであると言っている。
①本文の内容把握のため。(段落の内容理解)
②[読んだ後で]内容理解のための質問にスムーズに答えるための整理。
第1段落
筆者が使いたくない謙譲語は何か。また、使いた くないのはなぜか。
愚妻:自分の人生のパートナーを「愚かな妻」という言い方で紹介したくないから
第2 段落
筆者が使いたくない謙譲語は何か。また、使いたくないのはなぜか。
愚妻
自分の人生のパートナーを「愚かな妻」という言い方で紹介したくないから
第3 段落
筆者が使いにくい謙譲語は何か。また、使いにくいのはなぜか。
「つまらないものですが・・・」という言い方。
理由:自分なりに相手のことを考えながら選んだものについて、「つまらないもの」と言いたくないから。
第4 段落
筆者は、敬語を使うときに大切なことは何だと言っているか。
自分の気持ちに合った敬語を選んで使うこと。
第5 段落
最近聞かれる過剰な謙譲語の例を挙げよ。
「御社を希望させていただきました」
「立候補させていただきました」
第6 段落
筆者は、ことばを使う時に大切なことは何だと言っているか。
形式にとらわれず、自分の気持ちを相手に伝えるための言葉を自分で選ぶこと